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▼オリジナルのRISCアーキテクチャの父はIBMのジョン・コックさん(6月28日)。ヘネシーさんはスタンフォード大学の院生チームでRISCアーキテクチャに基づくMIPSのプロトタイプの開発に成功。
「スタンフォードやバークレーの院生たちは産業界よりも速く・安く・効率的なプロセッサを作れる」と学生の能力を評価。「RISCを疑う人もいる。しかし、私たちはRISCの側に立って説得を続ける」と語り、パターソンさんと共に普及活動にまい進した。
▼PC全盛時代はCISC全盛時代。しかし2007年にiPhoneが登場してポストPC時代が始まると事態が一変。RISCが飛躍する。スマホやスパコン富岳までRISCである。
▼ヘネシーさんはスタンフォード大学の学長としてシリコンバレーのテック企業の支持を得て飛躍的な資金調達を行った。2016年まで学長を務めたあと、Googleの親会社Alphabetの会長に就任。
▼2018年、チューリング賞をパターソンさんと共同受賞。コンピュータのアーキテクチャという根本に変革をもたらし産業の隆盛に貢献した功績に対して贈られた。

ジョン・ヘネシー John LeRoy Hennessy 1953- 計算機科学者
1953年、ニューヨーク生まれ。父は電気技術者、母は教師。
教育
高校時代、tic-tac-toe machineがものづくりコンテストで入賞。
1973年(20才)フィラデルフィアにあるビラノーバ大学で学士(電気工学)。
1975年(22才)ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校でM.Sc.(計算機科学)。
1977年(24才)ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校でPh.D.(計算機科学)。
活動
1977年(24才)スタンフォード大学でAssistant Professor(電気工学、83年まで)。
1980年(27才)microprocessor conferenceでパターソンさん(10月3日)と出会う。
1983年(30才)IBMのジョン・コックさんがオリジナルのRISC を設計。ヘネシーさんはスタンフォード大学の院生とMIPS (Microprocessor without Interlocked Pipeline Stages)のプロトタイプを作成。RISC-2より速かった。
1983年(30才)Associate Professor(電気工学、86年まで)。
1984年(31才)ミップス・コンピュータシステムズ社を共同設立、チーフサイエンティストとして8年、チーフアーキテクトとしてさらに6年付きあう。
1986年(33才)電気工学と計算機科学の Willard and Inez Kerr Bell Endowed Professor of Electrical Engineering and Computer Science
1989年(36才)スタンフォード大学コンピュータシステム研究所所長(93年まで)。
1990年(37才)パターソン&ヘネシー共著で「 Computer Architecture 」を出版。
1992年(39才)Silicon Graphics Computer Systems のチーフアーキテクト(98年まで)。
1994年(41才)スタンフォード大学計算機科学科の学科長(96年まで)。
1996年(43才)Dean 工学部長(99年まで)。
1999年(46才)Provost(2000年まで)。ヘネシー&パターソン共著で「Computer Organization and Design 」を出版。
2000年(47才)President 学長(16年まで)。
2016年(63才)Director Knight-Hennessy Scholars Program(現在まで)。
2018年(65才)エリック・シュミットさんの後任としてAlphabetの会長。チューリング賞を受賞

https://amturing.acm.org/award_winners/hennessy_1426931.cfm
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%8D%E3%82%B7%E3%83%BC