▼デニス・リッチーさんはプログラミング言語の世界で最も有名な言語のひとつ「C言語」を作った人物。1941年生まれのコンピュータ科学者。デニスさんは31才のとき(1972年)にベル研究所でC言語を作りました。▼カーニハン先生によると、デニスさんがUnixとCの仕事をしていたとき、これほど有名な言語になるとは誰も思ってもいなかったそう。というのはUnixはベル研の内部プロジェクトだったから。▼この話はデニスさんが2011年10月に亡くなったあとForbes INDIAの同年11月号に載ったカーニハン先生によるデニスさんの追悼インタビューに載っています。▼同誌が、なぜC言語は成功したとお考えですか?と質問したのに対して、カーニハン先生は次のように答えています。「時代の波に乗ったことですね。第1がミニコンの波、第2がワークステーションの波、そして第3がパソコンの波です。どの波のときも新しい言語が必要でした。それでもC言語だとコンパイラーを作りやすく、やりたいことが書けたのです」
出所 https://www.webcitation.org/query?url=http%3A%2F%2Fforbesindia.com%2Finterview%2Fspecial%2Fbrian-kernighan-no-one-thought-c-would-become-so-big%2F29982%2F1&date=2012-01-28