• プログラミング教室、電気通信大学、調布市

今回は、高校3年生の更家遼さんが5月から制作に取り組んでいるUnity作品『ヴァンサバライクのゲーム』をご紹介します。
この作品は、楽しみながら歴史を学べるように設計されており、「学力向上アプリコンテスト」への応募を目指して制作が進められています。

▼学力向上アプリコンテストのHPはこちら https://www.gakuryokuup.com/

ゲーム概要
更家さんが作成しているものは、大人気ゲーム『Vampire Survivors』にインスパイアされた、四方八方から迫りくる敵を倒し、生き残ることを目指すアクションゲームです。
このゲームの最大の特徴は、「歴史」の要素が組み込まれている点です。
プレイヤーがレベルアップすると、歴史上の出来事や人物にちなんだ武器や能力が手に入り、キャラクターを強化できます。

開発の道のり
先日行われた成果発表会では、開発の道のりについて語ってくれました。
特に苦労したのは、プレイヤーの体力や経験値を表示するUI(ユーザーインターフェース)の改善だったと言います。
当初はごくシンプルな表示でしたが、画像の差し替えやフォントの調整、解像度が変わってもレイアウトが崩れないようにする「アンカー」機能への対応など、試行錯誤を重ねて現在の洗練されたデザインにたどり着いたそうです。

今後の展望
今後は、さらにゲームを面白くするために以下の機能を追加していくとのことです。
・レベルアップ時の演出と、それに伴う歴史要素の追加
・ステージ、武器、敵キャラクター、敵の攻撃の種類の追加
・メニュー画面や一時停止機能の実装

担当講師より
ゲームを進めていく中で歴史を学ぶことができる、まさに学力向上にうってつけの素晴らしい作品だと思います。
発表についても、苦労したことやそれを乗り越えて作品の質を向上させてきた過程が伝わる、とても良い内容でした。
私も完成が非常に楽しみな作品の一つです。皆さんもぜひご期待ください!