▼平成31年度 春期分:【ストラテジ系】問3 購買、生産、販売、経理、人事などの企業の基幹業務の全体を把握し、関連する情報を一元的に管理することによって、企業全体の経営資源の最適化と経営効率の向上を図るためのシステムはどれか。
ア ERP
イ MRP
ウ SCM
エ SFA
▼上に出てきた用語の意味
【ERP Enterprise Resource Planning】企業の持つ資金や人材、設備、資材、情報など様々な資源を統合的に管理・配分し、業務の効率化や経営の全体最適を目指す手法。(IT用語辞典 e-Words)
【MRP:Material Requirements Planning 資材所要量計画】製造業などの生産管理手法の一つで、生産計画に基いて部品表と在庫情報から発注すべき資材の量と時期を決定する方式。1960年代に考案され、コンピュータシステムと共に広まった。(IT用語辞典 e-Words)
【SCM Supply Chain Management】自社内あるいは取引先との間で受発注や在庫、販売、物流などの情報を共有し、原材料や部材、製品の流通の全体最適を図る管理手法。(IT用語辞典 e-Words)
【SFA Sales Force Automation】企業で利用される情報システムやソフトウェアの一種で、営業活動を支援して効率化するもの。(IT用語辞典 e-Words)
▼今回の問いとFEのシラバスの関連を赤の★印、既出は橙色の★印で示しました。
表の出所 FEのシラバスから筆者が作成。
▼IPのシラバスでの位置付け
大分類2:経営戦略 >中分類3:経営戦略マネジメント >12. 経営管理システム >(1) 経営管理システム
▼比較:FEのシラバスでの位置付け
大分類7:システム戦略 >中分類17:システム戦略 >(1)情報システム戦略 >⑥ 個別の開発計画(個別計画)
解答ア