▼令和元年度:【テクノロジ系】問87 売上伝票のデータを関係データベースの表で管理することを考える。売上伝票の表を設計するときに、表を構成するフィールドの関連性を分析し、データの重複及び不整合が発生しないように、複数の表に分ける作業はどれか。
ア 結合
イ 射影
ウ 正規化
エ 排他制御
▼上に出てきた用語の意味
【射影 projection】表から指定した条件に従って特定のいくつかの属性(列)を抜き出す操作。(IT用語辞典 e-Words)
【正規化 regularization】データなどをある基準や形式に適合するように、一定の手順や規則に従って変形・変換すること。(IT用語辞典 e-Words)
【排他制御 mutual exclusion】複数の主体が同じ資源を同時に利用すると競合状態(race condition)が生じる場合に、ある主体が資源を利用している間、別の主体による資源の利用を制限もしくは禁止する仕組みのこと。(IT用語辞典 e-Words)
▼今回の問いとFEのシラバスの関連を赤の★印、既出は橙色の★印で示しました。
表の出所 FEのシラバスから筆者が作成。
▼IPのシラバスでの位置付け
大分類 9:技術要素 > 中分類 21:データベース >55. データベース設計 >(3) データの正規化
▼比較:FEのシラバスでの位置付け
大分類 4:開発技術 > 中分類 12:システム開発技術 >4.ソフトウェア方式設計・ソフトウェア詳細設計 >(10)ソフトウェア設計手法
解答ウ