▼令和元年度:【テクノロジ系】問60 コンピュータの記憶階層におけるキャッシュメモリ、主記憶及び補助記憶と、それぞれに用いられる記憶装置の組合せとして、適切なものはどれか。
▼上に出てきた用語の意味
【キャッシュメモリ cache memory】中央処理装置(CPU)内部に設けられた高速な記憶装置。使用頻度の高いデータを蓄積しておくことにより、相対的に低速なメインメモリ(主記憶装置)へのアクセスを減らし処理を高速化する。(IT用語辞典 e-Words)
【主記憶 main memory】コンピュータ内部でデータやプログラムを記憶する記憶装置のうち、中央処理装置(CPU)と基板上の電気配線を通じて直に接続されたもの。(IT用語辞典 e-Words)
【補助記憶 storage】コンピュータの主要な構成要素の一つ。データを永続的に記憶する装置。(IT用語辞典 e-Words)
【DRAM Dynamic Random Access Memory】記憶内容の維持のために繰り返し再書き込み処理(リフレッシュ)を行うもの。(IT用語辞典 e-Words)
【SRAM Static Random Access Memory】記憶内容の維持のためリフレッシュが必要のないもの。(IT用語辞典 e-Words)
【HDD Hard Disk Drive】外部記憶装置の一つ。薄くて硬い円盤(ディスク)の表面に塗布した磁性体の磁化状態を変化させてデータを記録するもの。(IT用語辞典 e-Words)
【SSD Solid State Drive】外部記憶装置の一つ。記憶媒体にフラッシュメモリを用いる固定型の装置。(IT用語辞典 e-Words)
▼今回の問いとFEのシラバスの関連を赤の★印、既出は橙色の★印で示しました。
表の出所 FEのシラバスから筆者が作成。
▼IPのシラバスでの位置付け
大分類 8:コンピュータシステム > 中分類 15:コンピュータ構成要素 > 41. メモリ > (1) メモリの種類と特徴
▼比較:FEのシラバスでの位置付け
大分類 2:コンピュータシステム > 中分類 3:コンピュータ構成要素 > 2.メモリ >(1)メモリの種類と特徴
解答ウ