• プログラミング教室、電気通信大学、調布市

▼令和2年度:【ストラテジ系】問4 コンビニエンスストアを全国にチェーン展開するA社では、過去10年間にわたる各店舗の詳細な販売データが本部に蓄積されている。これらの販売データと、過去10年間の気象データ、及び各店舗近隣のイベント情報との関係を分析して、気象条件、イベント情報と商品の販売量との関連性を把握し、1週間先までの天気予報とイベント情報から店舗ごとの販売予想をより高い精度で行うシステムを構築したい。このとき活用する技術として、最も適切なものはどれか。

ア IoTを用いたセンサなどからの自動データ収集技術

イ 仮想空間で現実のような体験を感じることができる仮想現実技術

ウ ディープラーニングなどのAI技術

エ 表計算ソフトを用いて統計分析などを行う技術

▼上に出てきた用語の意味
【ディープラーニング deep learning】ニューラルネットワーク(NN:Neural Network)を用いた機械学習システムのうち、中間層(隠れ層)が複数のシステムを利用するもの。(IT用語辞典 e-Words)

▼今回の問いとFEのシラバスの関連を赤の★印、既出は橙色の★印で示しました。

表の出所 FEのシラバスから筆者が作成。

▼IPのシラバスでの位置付け
大分類7:基礎理論 >中分類13:基礎理論 >35. 情報に関する理論 >(5) AI(Artificial Intelligence:人工知能)の技術:AI の技術の特徴と基本的な考え方
〔用語例〕機械学習(教師あり学習,教師なし学習,強化学習),ニューラルネットワーク,ディープラーニング

▼比較:FEのシラバスでの位置付け
大分類1:基礎理論 > 中分類1:基礎理論 > 3. 情報に関する理論 >(8)AI(Artificial Intelligence:人工知能):人工知能のあらましを理解する。
〔用語例〕機械学習,汎化,ニューラルネットワーク,ディープラーニング(深層学習)
解答ウ