• 電気通信大学、プログラミング教室、東京都調布市

▼令和4年度:問31 コールセンターの顧客サービスレベルを改善するために、顧客から寄せられたコールセンタ対応に関する苦情を分離集計する。苦情の多い順に、件数を棒グラフ、累積百分率を折れ線グラフで表し、対応の優先度を判断するのに適した図はどれか。

ア PERT図

イ 管理図

ウ 特性要因図

エ パレート図

▼上に出てきた用語の意味
【PERT図 arrow diagram】複数の要素の間を、それらの関係を意味する矢印で結んだ図。特に、複数の工程や手順の間の前後関係を矢印の向きによって表した図。(IT用語辞典 e-Words)

【管理図 control chart】製造業の品質管理などに用いられるグラフの一つ。品質のばらつきを時系列に図示して工程の安定度合いを把握するためのもの。(IT用語辞典 e-Words)

【特性要因図 cause and effect diagram】製品の品質管理などで用いられる図の一種。対象の持つ特性とその要因と思われるものを階層的に図示したもの。ある事象がどのような要因に組み合わせによって成り、個々の要因がどのような要素に分解されるかを一覧できる。(IT用語辞典 e-Words)

【パレート図 Pareto chart】項目を大きい順(降順)に並べた棒グラフと、それらの累積構成比(百分率)を重ねて描画したグラフ。(IT用語辞典 e-Words)

▼今回の問いとFEのシラバスの関連を赤の★印、既出は橙色の★印で示しました。

表の出所 FEのシラバスから筆者が作成。

▼IPのシラバスでの位置付け
大分類1:企業と法務 >中分類1:企業活動 >2. 業務分析・データ利活用 >(2) 業務分析と業務計画 >① 業務分析手法
〔用語例〕パレート図

▼比較:FEのシラバスでの位置付け
大分類9:企業と法務 >中分類22:企業活動 >2. OR・IE >(9)業務分析・業務計画
〔用語例〕パレート分析
解答エ