• 電気通信大学、プログラミング教室、東京都調布市

▼令和2年度:問21 縦軸に相対マーケットシェア、縦軸に市場成長率を用いて自社の製品や事業の戦略的位置付けを分析する手法はどれか。

ア ABC分析

イ PPM分析

ウ SWOT分析

エ バリューチェーン分析

▼上に出てきた用語の意味
【ABC分析 ABC analysis】膨大な要素数がある場合にどれを重視するかを判断するための分析手法で、全体に占める構成比が多い順に要素を上位(Aクラス)、中位(Bクラス)、下位(Cクラス)の3グループに分割する方式。パレート分析。(IT用語辞典 e-Words)

【PPM分析 Product Portfolio Management】複数の異なる分野の製品や事業を抱える企業で、経営資源の最適な配分比率を分析・決定するための手法。(IT用語辞典 e-Words)

【SWOT分析 Strengths-Weaknesses-Opportunities-Threats analysis】組織や個人が目標達成に向けて行動するうえで支援または障害となる要因を分析する手法の一つ、要因を外的か内的か、ポジティブかネガティブかによって4領域に分類する方式。(IT用語辞典 e-Words)

【バリューチェーン分析】自社の事業を構成する業務や活動をバリューチェーンに沿って分解し、各工程のコストを調べ、競合他社と比較した際の各工程の強みや弱みを明らかにすること。(IT用語辞典 e-Words)

【バリューチェーン value chain】企業活動を、最終的に顧客に提供する製品やサービスに価値を付加していく工程の連鎖として捉えたもの。(IT用語辞典 e-Words)

▼今回の問いとFEのシラバスの関連を赤の★印、既出は橙色の★印で示しました。

表の出所 FEのシラバスから筆者が作成。

▼IPのシラバスでの位置付け
大分類2:経営戦略 >中分類3:経営戦略マネジメント >9. 経営戦略手法 >(1) 経営情報分析手法
〔用語例〕SWOT 分析、PPM(Product Portfolio Management)、VRIO 分析、外部環境、内部環境、3C 分析

▼比較:FEのシラバスでの位置付け
大分類8:経営戦略 >中分類19:経営戦略マネジメント >1. 経営戦略手法 >(2)全社戦略
〔用語例〕PPM(Product Portfolio Management:プロダクトポートフォリオマネジメント)
解答イ