• 電気通信大学、プログラミング教室、東京都調布市

▼令和2年度:問16 新製品の開発に当たって生み出される様々な成果 a~c のうち、特許法による保護の対象となり得るものだけを全て挙げたものはどれか。

a 機能を実現するために考え出された独創的な発明
b 新製品の形状、模様、色彩など、斬新的な発想で創作されたデザイン
c 新製品発表に向けて考え出された新製品のブランド名

ア a

イ a, b

ウ a, b, c

エ a, c

▼上に出てきた用語の意味
【特許法】「発明の保護及び利用を図ることにより、発明を奨励し、もって産業の発達に寄与することを目的とする」とされている(同法1条)、日本の法律である。(Wikipedia)

【特許権 patent right】知的財産権の一種で、新たな発明を一定期間、独占的に使用する権利。特許権の対象となる発明とは、自然科学の法則を応用して新たに考案された物や方法、物を生産する手段などで、特許発明として登録されるには新規性や進歩性、産業への応用可能性がなければならない。(IT用語辞典 e-Words)

▼今回の問いとFEのシラバスの関連を赤の★印、既出は橙色の★印で示しました。

表の出所 FEのシラバスから筆者が作成。

▼IPのシラバスでの位置付け
大分類1:企業と法務 >中分類2:法務 >4. 知的財産権 >(2) 産業財産権関連法規:発明やデザインなどを登録することによって守られる権利があること、無断使用は違法であること
〔用語例〕特許法、ビジネスモデル特許、実用新案法、意匠法、商標法

▼比較:FEのシラバスでの位置付け
大分類9:企業と法務 > 中分類23:法務 > 1. 知的財産権 >(3)産業財産権法:産業の発展に寄与することを目的として制定されていること、特許法、実用新案法、意匠法、商標法の保護対象、何が権利侵害に当たるのかを理解する。
〔用語例〕発明、考案、意匠、商標、ソフトウェア特許、ビジネス方法の特許
解答ア