▼令和2年度:問6 BSC(Balanced Scorecard)に関する記述として、適切ものはどれか。
ア 企業や組織のビジョンと戦略を、四つの視点(”財務の視点”、”顧客の視点”、”業務プロセスの視点”、”成長と学習の視点”)から具体的な行動へと変換して計画・管理し、戦略の立案と実行・評価を支援するための経営管理手法である。
イ 製品やサービスを顧客に提供するという企業活動を、調達、開発、製造、販売、サービスといったそれぞれの業務が、一連の流れの中で順次、勝ちとコストを付加・蓄積していくものと捉え、この連鎖的活動によって顧客に向けた最終的な”価値”が生み出されるとする考え方のことである。
ウ 多種類の製品を生産・販売したり、複数の事業を行ったりしている企業が、戦略的視点から経営資源の配分が最も効率的・効果的となる製品・事業相互の組合せを決定するための経営分析手法のことである。
エ 目標を達成するために意思決定を行う組織や個人の、プロジェクトやベンチャービジネスなどにおける、強み、弱み、機会、脅威を評価するのに用いられる経営戦略手法のことである。
▼今回の問いとFEのシラバスの関連を赤の★印、既出は橙色の★印で示しました。
表の出所 FEのシラバスから筆者が作成。
▼IPのシラバスでの位置付け
大分類2:経営戦略 >中分類3:経営戦略マネジメント >11. ビジネス戦略と目標・評価 >(1) ビジネス戦略立案及び評価のための情報分析手法
〔用語例〕BSC(Balanced Scorecard:バランススコアカード)
▼比較:FEのシラバスでの位置付け
大分類8:経営戦略 >中分類19:経営戦略マネジメント >3. ビジネス戦略と目標・評価 >(2)目標設定及び評価のための手法:ビジネス戦略の目標の設定,評価に用いられる代表的な情報分析手法のあらましを理解する。
〔用語例〕BSC(Balanced Scorecard:バランススコアカード)
解答ア