• 電気通信大学、プログラミング教室、東京都調布市

▼令和3年度:問55 有料のメールサービスを提供している企業において、メールサービスに関する開発・設備投資の費用対効果の効率性を対象にしてシステム監査を実施するとき、システム監査人が所属している組織として、最も適切なものはどれか。

ア 社長直轄の品質保証部門

イ メールサービスに必要な機器の調達を行う運用部門

ウ メールサービスの機能の選定や費用対効果の評価を行う企画部門

エ メールシステムの開発部門

▼上に出てきた用語の意味
【システム監査人 information systems auditor】企業などに対してシステム監査を実施する人のこと。組織の長(経営者など)の依頼に基づいて独立した立場で監査を実施し、結果を報告する。(IT用語辞典 e-Words)

▼今回の問いとFEのシラバスの関連を赤の★印、既出は橙色の★印で示しました。

表の出所 FEのシラバスから筆者が作成。

▼IPのシラバスでの位置付け
大分類6:サービスマネジメント >中分類12:システム監査 >31. システム監査 >(2) システム監査 >① システム監査の目的:システム監査の目的は,情報システムにまつわるリスク(情報システムリスク)に適切に対処しているかどうかを,独立かつ専門的な立場のシステム監査人が点検・評価・検証することを通じて,組織体の経営活動と業務活動の効果的かつ効率的な遂行,さらにはそれらの変革を支援し,組織体の目標達成に寄与すること,又は利害関係者に対する説明責任を果たすことであること
〔用語例〕システム監査人

▼比較:FEのシラバスでの位置付け
大分類6:サービスマネジメント > 中分類16:システム監査 >1.システム監査 >(2)システム監査の目的と手順 >① システム監査の目的:システム監査の目的は,情報システムにまつわるリスク(情報システムリスク)に適切に対処しているかどうかを,独立かつ専門的な立場のシステム監査人が点検・評価・検証することを通じて,組織体の経営活動と業務活動の効果的かつ効率的な遂行,さらにはそれらの変革を支援し,組織体の目標達成に寄与すること,又は利害関係者に対する説明責任を果たすことであることを理解する。
〔用語例〕システム監査人の権限と責任等
解答ア