• 電気通信大学、プログラミング教室、東京都調布市

▼令和3年度:問51 アジャイル開発を実施している事例として、最も適切なものはどれか。

ア AIシステムの予測精度を検証するために、開発に着手する前にトライアルを行い、有効なアルゴリズムを選択する。

イ IoTの様々な技術を幅広く採用したいので、技術を保有するベンダに開発を委託する。

ウ IoTを採用した大規模システムの開発を、上流から下流までの各工程における完了の承認を行いながら順番に進める。

エ 分析システムの開発において、分析の精度の向上を図るために、固定された短期間のサイクルを繰返しながら分析プログラムの機能を逐次追加する。

▼上に出てきた用語の意味
【アジャイル開発 agile software development】ソフトウェアを迅速に、また、状況の変化に柔軟に対応できるように開発する手法の総称。「アジャイル」(agile)とは、俊敏な、しなやかな、素早い、などの意味で、短いプロセスを何度も反復して次第に全体を組み立てていくアプローチの手法が多い。(IT用語辞典 e-Words)

▼今回の問いとFEのシラバスの関連を赤の★印、既出は橙色の★印で示しました。

表の出所 FEのシラバスから筆者が作成。

▼IPのシラバスでの位置付け
大分類4:開発技術 >中分類9:ソフトウェア開発管理技術 >26. 開発プロセス・手法 >(3) アジャイル:迅速かつ適応的にソフトウェア開発を行う軽量な開発手法であるアジャイルの特徴。アジャイル開発に関連する基本的な用語
〔用語例〕XP(エクストリームプログラミング)、テスト駆動開発、ペアプログラミング、リファクタリング、スクラム

▼比較:FEのシラバスでの位置付け
大分類4:開発技術 >中分類13:ソフトウェア開発管理技術 >1.開発プロセス・手法 >(1)ソフトウェア開発手法 >① ソフトウェア開発モデル:ソフトウェア開発の効率化や品質向上のために用いられるソフトウェア開発モデルの考え方、必要性、代表的なソフトウェア開発モデルの考え方を理解する。
〔用語例〕アジャイル
解答エ