• 電気通信大学、プログラミング教室、東京都調布市

▼令和3年度:問25 暗号資産に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 暗号資産交換業の登録業者であっても、利用者の情報管理が不適切なケースがあるので、登録がなくても信頼できる業者を選ぶ。

イ 暗号資産の価格変動には制限が設けられているので、価値が急落したり、突然無価値になるリスクは考えなくてよい。

ウ 暗号資産の利用者は、暗号資産交換業者から契約の内容などの説明を受け、取引内容やリスク、手数料などについて把握しておくとよい。

エ 金融庁や財務局などの官公署は、安全性が優れた暗号資産の情報提供を行っているので、官公署の職員から勧められた暗号資産を主に取引する。

▼上に出てきた用語の意味
【暗号資産 crypto asset】・物品を購入し、若しくは借り受け、又は役務の提供を受ける場合に、これらの代価の弁済のために不特定の者に対して使用することができ、なおかつ、不特定の者を相手方として購入及び売却を行うことができる財産的価値であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの。
・不特定の者を相手方として相互に交換を行うことができる財産的価値であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの。(改正資金決済に関する法律、第2条第5項)

▼今回の問いとFEのシラバスの関連を赤の★印、既出は橙色の★印で示しました。

表の出所 FEのシラバスから筆者が作成。

▼IPのシラバスでの位置付け
大分類2:経営戦略 >中分類5:ビジネスインダストリ >16. e-ビジネス >(1) 電子商取引 >③ 電子商取引の利用:電子商取引の具体的な利用例及び手法
〔用語例〕暗号資産

▼比較:FEのシラバスでの位置付け
大分類8:経営戦略 >中分類21:ビジネスインダストリ >3.e-ビジネス >(1)EC(Electronic Commerce:電子商取引) >② 電子決済システム:電子決済システムの仕組み、特徴を理解する。また、電子マネーの種類、金融取引との関連を理解する。
〔用語例〕暗号資産(仮想通貨)
解答ウ