• 電気通信大学、プログラミング教室、東京都調布市

▼令和3年度:問9 不適切な行為a~cのうち、不正競争防止法で規制されているものだけを全て挙げたものはどれか。

a キャンペーンの応募者の個人情報を、応募者に無断で他の目的のために利用する行為

b 他人のIDとパスワードを不正に入手し、それらを使用してインターネット経由でコンピュータにアクセスする行為

c 不正な利益を得ようとして、他社の商品名や類似したドメイン名を使用する行為

ア a

イ a, c

ウ b

エ c

▼上に出てきた用語の意味
【不正競争防止法】公正な競争と国際約束の的確な実施を確保するため、不正競争の防止を目的として設けられた、日本の法律である。経済産業省が所管する。(Wikipedia)

▼今回の問いとFEのシラバスの関連を赤の★印、既出は橙色の★印で示しました。

表の出所 FEのシラバスから筆者が作成。

▼IPのシラバスでの位置付け
大分類1:企業と法務 >中分類2:法務 >4. 知的財産権 >(3) 不正競争防止法:著作権法、産業財産権関連法規では守られない、営業秘密、限定提供データなどを保護する法律があること

▼比較:FEのシラバスでの位置付け
大分類9:企業と法務 >中分類23:法務 >1.知的財産権 >(4)その他関連する法律など:商号や商標などの無断使用、営業秘密の不正取得、不正使用などの行為、利益の保護や侵害への措置について、不正競争防止法の基本的な考え方を理解する。また、ソフトウェアの権利の保護には、適宜、著作権法、特許法などを利用することを理解する。
解答エ