▼平成30年度春期:問75 ABC分析手法の説明はどれか。
ア 地域を格子状の複数の区画に分け、様々なデータ(人口、購買力など)に基づいて、より細かに地域分析をする。
イ 何回も同じパネリスト(回答者)に反復調査する。そのデータで地域の傾向や購入層の変化を把握する。
ウ 販売金額、粗利益金額などが高い商品から順番に並べ、その累計比率によって商品を幾つかの階層に分け、高い階層に属する商品の販売量の拡大を図る。
エ 複数の商品データを要因ごとに区分し、集計することによって、販売力の分析や同一商品の購入状況などの分析をする。
▼上に出てきた用語の意味
【ABC分析 ABC analysis】膨大な要素数がある場合にどれを重視するかを判断するための分析手法で、全体に占める構成比が多い順に要素を上位(Aクラス)、中位(Bクラス)、下位(Cクラス)の3グループに分割する方式。(IT用語辞典 e-Words)
▼今回の問いとFEのシラバスの関連を赤の★印、既出は橙色の★印で示しました。
表の出所 FEのシラバスから筆者が作成。
▼IPのシラバスでの位置付け
中分類1:企業活動 >2. 業務分析・データ利活用 >(2) 業務分析と業務計画(図式などの代表的な手法を用いた業務分析や業務計画) >① 業務分析手法
〔用語例〕ABC 分析
▼比較:FEのシラバスでの位置付け
中分類22:企業活動 >2.OR・IE >(9)業務分析・業務計画:データの収集の手法、さまざまな図解とグラフ、データの整理、分析方法など業務の分析、計画、効率的な意思決定のための基本的な手法(決定理論)
〔用語例〕パレート分析
解答ウ