▼平成30年度春期:問73 セル生産方式の利点が生かせる対象はどれか。
ア 生産性を上げるために、大量生産が必要なもの
イ 製品の仕様が長期間変わらないもの
ウ 多種類かつフレキシブルな生産が求められるもの
エ 標準化、単純化、専門化による分業が必要なもの
▼上に出てきた用語の意味
【セル生産方式 cell production system】工業製品の組立工程の一種で、同じ作業者(一人またはチーム)が一か所ですべての作業を行なって製品を完成させる方式。ベルトコンベアなどで製品を移動させ、作業ごとに異なる作業者が分業するライン生産方式と対比される。(IT用語辞典 e-Words)
▼今回の問いとFEのシラバスの関連を赤の★印、既出は橙色の★印で示しました。
表の出所 FEのシラバスから筆者が作成。
▼IPのシラバスでの位置付け
中分類5:ビジネスインダストリ >15. エンジニアリングシステム >(2) 代表的なエンジニアリングシステム
〔用語例〕生産方式、JIT(Just In Time:ジャストインタイム)、リーン生産方式、かんばん方式
※ IPにはセル生産方式は出て来ません
▼比較:FEのシラバスでの位置付け
中分類21:ビジネスインダストリ >2.エンジニアリングシステム >(2)生産の自動制御
〔用語例〕生産方式(かんばん方式、リーン生産方式、セル生産方式)
解答ウ