• 電気通信大学、プログラミング教室、東京都調布市

▼平成31年度春期:問64 ビッグデータの活用事例を、ビッグデータの分析結果のフィードバック先と反映タイミングで分類した場合、表中のdに該当する活用事例はどれか。

ア 会員カードを用いて収集・蓄積した大量の購買データから、一人一人の嗜好を分析し、その顧客の前月の購買額に応じて、翌月のクーポン券を発行する。

イ 会員登録した来店客のスマートフォンから得られる位置データと、来店客の購買履歴データを基に、近くの売り場にある推奨商品をスマートフォンに表示する。

ウ 系列店の過去数年分のPOSデータから月ごとに最も売れた商品のランニングを抽出し、現在の月に該当する商品の映像を店内のディスプレイに表示する。

エ 走行中の自動車から、車両の位置、速度などを表すデータをクラウド上に収集し分析することによって、各道路の現在の混雑状況をWebサイトに公開する。

▼上に出てきた用語の意味
【ビッグデータ big data】従来のデータベース管理システムなどでは記録や保管、解析が難しいような巨大なデータ群。明確な定義があるわけではなく、企業向け情報システムメーカーのマーケティング用語として多用されている。単に量が多いだけでなく、様々な種類・形式が含まれる非構造化データ・非定型的データであり、日々膨大に生成・記録される時系列性・リアルタイム性のあるようなものを指すことが多い。(IT用語辞典 e-Words)

▼今回の問いとFEのシラバスの関連を赤の★印、既出は橙色の★印で示しました。

表の出所 FEのシラバスから筆者が作成。

▼IPのシラバスでの位置付け
中分類1:企業活動 >2. 業務分析・データ利活用 > (3) データ利活用>③ データサイエンス、ビッグデータ分析
〔用語例〕ビッグデータ

▼比較:FEのシラバスでの位置付け
中分類17:システム戦略 >4.システム活用促進・評価 >(1)システム活用促進・評価 >③ データの分析及び活用
〔用語例〕ビッグデータ
解答イ