• 電気通信大学、プログラミング教室、東京都調布市

▼AP令和3年度春期:問65 国や地方公共団体が、環境への配慮を積極的に行っていると評価されている製品・サービスを選んでいる。この取組を何というか。

ア CSR

イ エコマーク認定

ウ 環境アセスメント

エ グリーン購入

▼上に出てきた用語の意味
【CSR Corporate Social Responsibility】企業が社会に与える影響について責任を持ち、社会の持続的発展のために貢献すべきとする考え方。また、そのような考え方に基づいて実践される諸活動。企業の社会的責任。(IT用語辞典 e-Words)

【エコマーク認定】エコマークは日本環境協会が認めた商品につける環境ラベル。条件は「生産」から「廃棄」にわたるライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つこと。(公益財団法人日本環境協会)

【環境アセスメント】大規模な開発事業などを実施する際に、事業者が、あらかじめその事業が環境に与える影響を予測・評価し、その内容について、住民や関係自治体などの意見を聴くとともに専門的立場からその内容を審査することにより、事業の実施において適正な環境配慮がなされるようにするための一連の手続き。(東京都環境局)

【グリーン購入 green purchasing】国や地方自治体などが物品を購入する際に、環境負荷や資源循環に配慮した製品を選択すること。日本では2000年に制定されたグリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)に基いて実施。(IT用語辞典 e-Words)

▼今回の問いとFEのシラバスの関連を赤の★印、既出は橙色の★印で示しました。

表の出所 FEのシラバスから筆者が作成。

▼IPのシラバスでの位置付け
中分類7:システム企画 >24. 調達計画・実施 >(1) 調達の流れ:調達の基本的な流れは、情報提供依頼(RFI:Request For Information)、提案依頼書(RFP:Request For Proposal)の作成と配付、選定基準の作成、ベンダ企業からの提案書及び見積書の入手、提案内容の比較評価、調達先の選定、契約締結、受入れ・検収である。
〔用語例〕グリーン調達

▼比較:FEのシラバスでの位置付け
中分類18:システム企画 >3.調達計画・実施 >(2)調達の実施 >⑥ 調達リスク分析:調達に当たっては、内部統制、法令遵守、CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)調達、グリーン調達などの観点からのリスク管理の知識が必要。リスクを分析し、評価し、対策を立てる必要がある。
解答エ