▼IP令和元年度秋期:問92 外部と通信するメールサーバをDMZに設置する理由として、適切なものはどれか。
ア 機密ファイルが添付された電子メールが、外部に送信されるのを防ぐため
イ 社員が外部の取引先へ送信する際に電子メールの暗号化を行うため
ウ メーリングリストのメンバーのメールアドレスが外部に漏れないようにするため
エ メールサーバを踏み台にして、外部から社内ネットワークに侵入させないため
▼上に出てきた用語の意味
【メールサーバ mail server】電子メールの送受信や配送を行うため、ネットワークに接続され常に稼働しているサーバコンピュータ。発信者からの送信受付や宛先のサーバへの転送を担うサーバ(SMTPサーバなど)と、管理対象のメールアドレス向けのメールを外部から受信して保管し、受信者へ配達するサーバ(POP3サーバやIMAP4サーバなど)に分かれる。(IT用語辞典 e-Words)
【DMZ DeMilitarized Zone】非武装地帯。インターネットなどに接続されたネットワークで、ファイアウォールなどの機器を用いて外部と内部の両ネットワークの中間に設けられたネットワーク領域のこと。もとは軍事用語で、紛争地域の軍事境界線付近に設定された軍事活動の禁じられた地域のこと。(IT用語辞典 e-Words)
▼今回の問いとFEのシラバスの関連を赤の★印、既出は橙色の★印で示しました。
表の出所 FEのシラバスから筆者が作成。
▼IPのシラバスでの位置付け
63. 情報セキュリティ対策・情報セキュリティ実装技術 >(1) 情報セキュリティ対策の種類 >② 技術的セキュリティ対策
〔用語例〕IDS ( Intrusion Detection System : 侵入検知システム)、IPS( Intrusion Prevention System : 侵入防止システム)、DMZ ( 非武装地帯)
▼比較:FEのシラバスでの位置付け
4.情報セキュリティ対策 >(1)情報セキュリティ対策の種類 >② 技術的セキュリティ対策
〔用語例〕侵入検知、侵入防止、DMZ(非武装地帯)
解答エ