▼IP令和元年度秋期:問85 電子メールの内容が改ざんされていないことの確認に利用するものはどれか。
ア IMAP
イ SMTP
ウ 情報セキュリティポリシ
エ ディジタル署名
▼上に出てきた用語の意味
【IMAP Internet Message Access Protocol】インターネットなどのIPネットワークで標準的に用いられる、電子メールを受信するための通信規約(プロトコル)の一つ。利用者が自分宛ての電子メールを保管しているメール受信サーバにアクセスし、新着を確認したり一覧から必要なものを選んで手元に受信する手順を定めている。(IT用語辞典 e-Words)
【SMTP Simple Mail Transfer Protocol】インターネットなどのTCP/IPネットワークで標準的に用いられる、電子メール(eメール)を伝送するための通信手順(プロトコル)の一つ。(IT用語辞典 e-Words)
【情報セキュリティポリシ information security policy】企業などの組織が取り扱う情報やコンピュータシステムを安全に保つための基本方針や対策基準などを定めたもの。具体的な規約や実施手順、管理規定などを含む場合がある。(IT用語辞典 e-Words)
【ディジタル署名 digital signature】文書やメッセージなどのデータの真正性を証明するために付加される、短い暗号データ。作成者を証明し、改ざんやすり替えが行われていないことを保証する。公開鍵暗号の原理と暗号学的ハッシュ関数を組み合わせた仕組み。(IT用語辞典 e-Words)
▼今回の問いとFEのシラバスの関連を赤の★印、既出は橙色の★印で示しました。
表の出所 FEのシラバスから筆者が作成。
▼IPのシラバスでの位置付け
63. 情報セキュリティ対策・情報セキュリティ実装技術 >(3) 認証技術::脅威を防止する認証技術の種類、各認証技術で証明できること。
〔用語例〕 ディジタル署名(署名鍵、検証鍵)、タイムスタンプ(時刻認証)
▼比較:FEのシラバスでの位置付け
1.情報セキュリティ >(8)情報セキュリティに関する技術 >② 認証技術〔用語例〕ディジタル署名(署名鍵、検証鍵)、タイムスタンプ(時刻認証)、MAC(Message Authentication Code:メッセージ認証符号)
解答エ