• 電気通信大学、プログラミング教室、東京都調布市

▼IP令和元年度秋期:問78 部外秘とすべき電子ファイルがある。このファイルの機密性を確保するために試用するセキュリティ対策技術として、適切なものはどれか。

ア アクセス制御

イ タイムスタンプ

ウ ディジタル署名

エ ホットスタンバイ

▼上に出てきた用語の意味
【アクセス制御 access control】ソフトウェアなどの持つ基本的なセキュリティ機能の一つ。誰が何に対してどのような権限で接触できるかを設定・識別し、それに基づいて、操作や行動を許可したり拒否したりすること。(IT用語辞典 e-Words)

【タイムスタンプ time stamp】時刻印という意味の英単語で、文書に押印された日時のこと。ITの分野では、ファイルやデータの属性の一つとして付与・保管される日時情報のこと。(IT用語辞典 e-Words)

【ディジタル署名 digital signature】電子署名。文書やメッセージなどのデータの真正性を証明する短い暗号データ。作成者を証明し、改ざんやすり替えが行われていないことを保証する。欧米で紙の文書に記されるサイン(signature)に似た働きをするためこのように呼ばれる。(IT用語辞典 e-Words)

【ホットスタンバイ hot standby】機器やシステムを冗長化して信頼性を向上させる手法の一つ。複数の系統を常時稼働状態に置き、一つに異常が生じると即座に他の系統に処理を引き継ぐ方式。(IT用語辞典 e-Words)

▼今回の問いとFEのシラバスの関連を赤の★印、既出は橙色の★印で示しました。

表の出所 FEのシラバスから筆者が作成。

▼IPのシラバスでの位置付け
63. 情報セキュリティ対策・情報セキュリティ実装技術 >(1) 情報セキュリティ対策の種類 >② 技術的セキュリティ対策
〔用語例〕アクセス制御

▼比較:FEのシラバスでの位置付け
2.情報セキュリティ管理 >(2)リスク分析と評価 >② 情報資産の重要性による分類
〔用語例〕機密性、完全性、可用性の側面から情報資産の重要性を検討

4.情報セキュリティ対策 >(1)情報セキュリティ対策の種類 >② 技術的セキュリティ対策
〔用語例〕アクセス制御
解答ア