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▼FE平成29年度春期:問40 公開鍵暗号方式の暗号アルゴリズムはどれか。

ア AES 

イ KCipher-2

ウ RSA

エ SHA-256

▼上に出てきた用語の意味
【公開鍵暗号方式 Public-key cryptography】暗号化と復号に別個の鍵(手順)を用い、暗号化の鍵を公開できるようにした暗号方式。
公開鍵暗号を用いた通信手順:
(1)受信者は自分の公開鍵(暗号化のための鍵)p を全世界に公開する。
(2)受信者に暗号通信をしたい送信者は、公開鍵 p でメッセージを暗号化して送信する。
(3)受信者は、公開鍵 p と対になる秘密鍵(復号のための鍵)s を持つ。s で受信内容を復号し、送信者からのメッセージを読む。
(4)不正な傍受者は秘密鍵 s が分からない。p から s を割り出すのは計算時間がかかるため困難。(Wikipediaを修正)

【AES Advanced Encryption Standard】旧規格の暗号の安全性が低下したためアメリカ国立標準技術研究所(NIST)が新しい標準暗号を公募。その結果、Rijndael (ラインダール)が採択され、2001年に公開。(Wikipediaを修正)

【KCipher-2】2007年に九州大学とKDDI研究所が共同開発したストリーム暗号。ストリーム暗号とは、平文をビット単位やバイト単位で逐次暗号化したもの。(Wikipediaを修正)

【RSA】桁数が大きい合成数の素因数分解が困難なことを安全性の根拠とした公開鍵暗号。1977年、ロナルド・リベスト、アディ・シャミア、レオナルド・エーデルマンの3人が発明。発明者の名前の頭文字をつなげてRSA暗号方式と命名。(Wikipediaを修正)

【SHA-256】アメリカ国家安全保障局が設計したSecure Hash Algorithmシリーズの暗号学的ハッシュ関数。SHA-1の改良版。(Wikipediaを修正)

▼今回の問いとFEのシラバス(セキュリティ)の関連を赤の★印、既出は橙色の★印で示しました。

表の出所 FEのシラバスから筆者が作成。

▼FEのシラバスでの位置付け
1.情報セキュリティ(8)情報セキュリティに関する技術 > ① 暗号技術:脅威を防止するために用いられる暗号技術の活用を理解する。また、暗号化の種類、代表的な暗号方式の特徴を理解する。
[用語例]CRYPTREC 暗号リスト、暗号方式(暗号化(暗号鍵)、復号(復号鍵、解読、共通鍵暗号方式(共通鍵)、公開鍵暗号方式(公開鍵、秘密鍵))、RSA 暗号、ハイブリッド暗号、ハッシュ関数(SHA-256 ほか)、ブロック暗号(AES(Advanced Encryption Standard)ほか)、暗号利用モード、ストリーム暗号、鍵管理、ストレージ暗号化、ファイル暗号化、危殆(たい)化
解答ウ