• プログラミング教室、電気通信大学、調布市

▼FE平成29年度秋期:問41 マルウェアについて、トロイの木馬とワームを比較したとき、ワームの特徴はどれか。

ア 勝手にファイルを暗号化して正常に読めなくする。

イ 単独のプログラムとして不正な動作を行う。

ウ 特定の条件になるまで活動をせずに待機する。

エ ネットワークやリムーバブルメディアを媒介として自ら感染を広げる。

▼上に出てきた用語の意味
【マルウェア Malware】コンピュータの安全上の脅威となるソフトウェア。(Wikipedia)
セキュリティ上の被害を及ぼすウイルス、スパイウエア、ボット等の悪意を持ったプログラムを指す総称。(経産省 用語解説集)

【トロイの木馬 Trojan horse】マルウェアの一分類。無害なプログラムやデータのように偽装しながらマルウェア機能を隠し持つ。何らかのきっかけで活動するファイル等。(Wikipediaを修正)「特定の条件になるまで活動をせずに待機する」のウが該当。

【ワーム worm】マルウェアの一種。自身を複製して他のシステムに拡散する独立したプログラム。(Wikipediaを修正)

【リムーバブルメディア Removable media】USBメモリなどコンピュータから取り外せる記憶媒体。(Wikipediaを修正)

▼今回の問いとFEのシラバス(セキュリティ)の関連を赤の★印、既出は橙色の★印で示しました。

表の出所 FEのシラバスから筆者が作成。

▼FEのシラバスでの位置付け
1.情報セキュリティ >(3)脅威 >② マルウェア・不正プログラム:
[用語例]コンピュータウイルス、マクロウイルス、ワーム、ボット(ボットネット、遠隔操作型ウイルス、C&C サーバ)、トロイの木馬、以下略。
解答エ