▼今回は当教室で受験を推奨している情報処理推進機構IPAの3つの試験のシラバスからテクノロジ系を比較してみる。下記の表は、IPAのHPに掲載されているシラバスから「基礎理論」部分を抽出して表に整理した。
▼FEとAPは分類法が共通、Iパスは似ているけどナンバリングが異なっている。基礎理論の構成は、FEとAPは離散数学、応用数学、情報理論、通信理論、計測・制御理論の5つで、Iパスは最初の3つまで。
▼共通しているキーワードは、基数、集合、確率、統計、情報量・理論、AIである。受験しようかなと思った人が躊躇(ちゅうちょ)するのは、数学用語がバリバリ出てくるかも知れない。理数系がコンピュータやプログラミングと親和性が良いことも分かる。だがちょっと待って欲しい。数学はちょっと苦手だわ・・・という人も、Iパスなら「基本的な考え方」を重視しているのですぐ諦めないほうがイイかも。