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▼ENIACの遺伝子がEMCC(10月20日)、レミントンランド社(10月21日)、スペリー社(10月22日)と受け継がれ、最後に大きな合併をしたのがバローズ社。バローズ社は規模でIBMに続く大型コンピュータの老舗中の老舗企業。
▼もともとはバローズ1世さんという金融業を経験した発明家が、自分の事務経験をもとに仕事を合理化する計算機を作ったのが始まり。同じことの繰り返しで人はミスすることがあるけど、そんなルーチン仕事なら機械にやらせるほうが良いという合理発想が由来。
▼バローズ社のマシンはアメリカの金融業のシステムとして深く広く浸透している。国際銀行間通信協会 SWIFT のシステムを担当しているところから見てアメリカ国内を始め世界での信用度の高さが伺える。
▼無駄話:液晶やLEDが出て姿を消してしまったニキシー管という数字を表示する真空管がある。バローズ社はニキシー管を発明した会社を買収して自社のコンピュータの表示装置として使った。今の時代、ニキシー管で数字を表示するとたいへんおしゃれに見える。

バロース社 Burroughs Corporation 1886-
1886年、ウィリアム・シュワード・バロース1世が発明した加算器の販売会社としてミズーリ州セントルイスでアメリカン・アリスモメータ American Arithmometer Company として創業。
1892年(企業年齢6才、以下同様)電気目覚まし時計の特許を取得。
1898年(12才)ウィリアム・シュワード・バロース1世が死去。
1904年(18才)デトロイトに移転。バローズ1世のパートナーだったジョセフ・ボイヤー氏がバロース・アッディング・マシン Burroughs Adding Machine Company に社名変更。米国最大の機械式計算機の会社になる。
1939年(53才)WWII
1945年(59才)WWII終戦
1953年(67才)バロース・アッディング・マシンからバロース Burroughs Corporation に社名変更。コンピュータ企業を目指す。
1954年(68才)真空管製造のハイデューブラザーズ研究所 Haydu Brothers Laboratories がニキシー管Nixieを開発。Nixie:Numeric Indicator eXperimental No.1 この会社を後にバローズが買収。
1956年(70才)真空管式コンピュータの開発を終えていたElectroDataを買収し、バロースの真空管コンピュータ B205 として販売開始。
連邦準備銀行と共同で小切手処理機械を開発し、金融業に強いコンピュータ企業になる。
1960年(74才)金融業界の支店端末の定番マシンメーカになる。IBMと7人の小人たち:バローズ、ハネウェル、NCR、CDC、GE、RCA、UNIVAC。
1961年(75才)大型メインフレームを開始、信頼性の高さから連邦準備銀行など大手銀行で採用。OSは MCP:Master Control Program で、ALGOLを拡張した ESPOL:Executive Systems Programming Oriented Language で書かれる。コマンドインタフェースに構造化言語 WFL:Work Flow Language を使用。
1966年(80才)COBOLが使える事務用の中型機をリリース。
1970年(84才)金融業界に Terminal Computerシリーズが浸透。
1972年(86才)「7人の小人」からGEとRCAが抜けBUNCHになる。
1977年(91才)国際銀行間通信協会 SWIFT の銀行間ネットワークのバックボーンを構築。
1982年(96才)パーソナルコンピュータの製造を開始。
1986年(100才)スペリーを買収してユニシスになる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B91%E4%B8%96