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▼レミントンランド社は、エッカート・モークリー・コンピュータ会社EMCC(10月20日)を買収してUNIVACを世に送り出した会社。UNIVACとは、UNIVersal Automatic Computerから取ったブランド名。
▼アメリカの大きな会社はルートを調べるといくつかの流れがあって、それがまとまったり分かれたりすることがよくある。レミントンランドもそう。レミントンはもともとは銃のメーカー。タイプライターの原型を考えたショールズさんという人がいて、その権利を買い取ったのがレミントン・タイプライター社。一方、ランドさんという事務機メーカーの経営者がいて、この人がレミントン・タイプライターを買収してレミントンランド社になった。
▼タイプライターとか事務機を扱う会社なので、万能計算機UNIVACが加えるのは自然な流れだ。やはり資金力のあるところだと、優れたマシンを開発でき(何しろ技術者がENIACを作った人達だし)、大型機としての地位を確立していく。その後、スペリー社と合流したりバローズ社と合併したりして、ユニシスになる。

レミントン ランド Remington Rand 1927–1955 UNIVACを育てた会社

1867年(誕生まで60年)ミルウォーキー港収税官のクリストファー・ショールズ氏(アイキャッチ画像の人物)がタイプライターの研究を始める。
1872年(-55年)QWERTY配列を考え、特許を取得し、製品化し、出資者を募る。製造委託先をE・レミントン・アンド・サンズ社(レミントン・アームズ)とする。
1873年(-54年)E・レミントン・アンド・サンズ社がタイプライターの権利を買い取る。
1874年(-53年)レミントン製タイプライター発売。
1886年(-41年)レミントン社からタイプライター部門をレミントン・タイプライター社として分離。
1890年(-37年)年間2万台を販売する大企業になる。
1898年(-29年)銀行員のジェームズ・ランド・シニア氏がファイリンスシステムを考案、ランド社を設立。
1908年(-19年)全米に支店を持つ大企業になる。息子のジェームズ・ランド・ジュニア氏が考案したカード記録保管システムが大成功。
1915年(-12年)ランド・ジュニア氏がカーデックス社を設立。
1920年(-7年)カーデックス社は海外支店を持つ大企業になる。
1925年(-2年)ランド・シニア氏が引退したので、合併してランド・カーデックス社になる。
1927年(誕生!)事務機の総合企業を目指すランド・カーデックス社はレミントン・タイプライター社を買収し、社名をレミントンランド社にする
1939年(12年)WWII
1942年(15年)アメリカ陸軍の制式拳銃M1911A1を製造(45年まで)。
1945年(18年)WWII終戦
1950年(23年)エッカート=モークリ・コンピュータ社EMCCを買収し、UNIVAC部門にする。
1951年(24年)アメリカ合衆国国勢調査局にUNIVAC の1号機を収める。
1952年(25年)CBSと提携しUNIVACを大統領選挙の開票予想に使用。アイゼンハワー氏の勝利を的中させ評判になる。プログラムを書いたのは、モークリーさんとペンシルベニア大学の統計学者マックス・ウッドベリー氏。GHQ最高司令官を務めたダグラス・マッカーサー氏を会長に迎える。
1955年(28年)スペリー社と合併しスペリーランド社になる。スペリーUNIVAC部門になる。
1958年(31年)ランド・ジュニア氏が社長退任。
1986年(59年)バローズ社に吸収合併されユニシス社になる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA