▼1994年のチューリング賞受賞者。受賞理由は、「大規模人工知能システムの開発と設計のパイオニア。人工知能技術により現実的重要性、商業可能性にインパクトを与えた」ことによる。
▼ファイゲンバウムさんは、ドイツ系のユダヤ人。幼少から読み書きが早く、数学・物理・化学が好きで得意な高校生になる。大学ではH・サイモン先生に弟子入りしたとき、コンピュータに出会う。
▼ファイゲンバウムさんはエキスパートシステムの父と言われる。第2次AIブームの象徴的存在。
エドワード・アルバート・ファイゲンバウム Edward Albert Feigenbaum 1936-
計算機科学者。
1936年、ニュージャージー州ウィーホーケン生まれ。両親はユダヤ系ドイツ人。早くから読み書きができる子だった。
1939年(3才)WWII。
1945年(9才)WWII終戦。
教育
義父の機械式計算機を使いこなせるようになった。天文学や科学への関心を持つ。
1952年(16才)ウィーホーケン高校の大学進学課程に入学し、数学・物理・化学を学ぶ。
1956年(20才)奨学金を得てカーネギーメロン大学でB.S.( 電子工学)。
1960年(24才)カーネギーメロン大学で人の学びをモデル化した EPAM: Elementary Perceiver and Memorizerの研究でPhD。指導教員はH・サイモン先生(9月5日)。コンピュータとの最初の出会いはサイモン先生から渡されたIBM 701のマニュアルだった。
活動
1960年(24才)カリフォルニア大学バークレー校の経営管理スクールで組織理論を教える。Research Appointment。
1965年(29才)スタンフォード大学のコンピュータ科学研究科の設立に関与。
1968年(32才)スタンフォード大学計算センターの director。スタンフォード大学知識システム研究所を設立。
1994年(58才)チューリング賞を受賞。ラジ・レディさんと共同受賞。
2000年(64才)スタンフォード大学コンピュータ科学研究科の名誉教授。
https://amturing.acm.org/award_winners/feigenbaum_4167235.cfm
https://en.wikipedia.org/wiki/Edward_Feigenbaum
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%83%90%E3%82%A6%E3%83%A0
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E7%9F%A5%E8%83%BD%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2#%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%B9%E4%BC%9A%E8%AD%B0_(1956):_AI%E3%81%AE%E8%AA%95%E7%94%9F