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▼スコットさんの博士論文の指導教員はプリンストン大学のA・チャーチ先生。チューリングさんの指導教員も同じチャーチ先生。違うのは時期。チューリングさんが博士号を取ったのは1938年。スコットさんは1958年。ということは、スコットさんはチューリングさんの20年後輩だ(58年にはチューリングさんはすでに亡くなっている)。
▼チューリング賞の共同受賞者O・ラビンさん(9月5日)がチャーチ先生の下で博士号を取ったのが1957年。こちらとは1年の違い。
▼1976年にスコットさんがチューリング賞を受賞した理由は、「O・ラビン氏との合同論文 Finite Automata and Their Decision Problem によって価値のある概念をもたらしたこと。この合同論文はオートマトン理論の古典としてインスピレーションの源になっていること」となっている。論理学、数学、哲学、プログラミング言語の意味論などの分野の理論家である。

デイナ・スチュアート・スコット Dana Stewart Scott 1932- アメリカの計算機科学者、数学者、論理学者。

1932年、カリフォルニア州バークレー生まれ。
1939年(7才)WWII
1945年(13才)WWII終戦
教育
カリフォルニア大学バークレー校に入学、すぐ修士レベルの哲学と論理学を学ぶ。
1954年(22才)バークレー校でBAを取得。
1958年(26才)プリンストン大学でPhDを取得。指導教員はA・チャーチ先生
活動
1958年(26才)シカゴ大学で講師(60年まで)。
1959年(27才)M・ラビンさんと共同でオートマトン理論に関する研究論文 ‘Finite Automata and Their Decision Problem’ を発表。
教歴
1960年(28才)カリフォルニア大学バークレー校で Assistant Professor(数学)。
1962年(30才)カリフォルニア大学バークレー校で Associate Professor(数学)。
1963年(31才)スタンフォード大学で Associate Professor(数学と論理学)。
1967年(35才)スタンフォード大学で Professor(数学と論理学)。69年まで。
1968年(36才)アムステルダム大学で Visiting Professor(数学)。69年まで。
1969年(37才)プリンストン大学で 教授(哲学と数学)。72年まで。
1972年(40才)オックスフォード大学で教授(数理論理学)。81年まで。
1976年(44才)1959年のオートマトン理論が評価され、ラビンさんと共にチューリング賞を受賞。
1981年(49才)カーネギー・メロン大学で教授(コンピュータ科学、数理論理学、哲学)。89年まで。
1989年(57才)カーネギーメロン大学の名誉ある地位Hillman Professor of Computer Scienceに就く。
1992年(60才)オーストラリアのリンツ大学で教授(記号計算と論理学)。93年まで。
2003年(71才)カーネギーメロン大学の名誉教授。指導者として50人の博士を育成。

https://amturing.acm.org/award_winners/scott_1193622.cfm
https://en.wikipedia.org/wiki/Dana_Scott
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%83%E3%83%88