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人工知能という用語がまだ出来ていない段階からコンピュータを使った問題解決法を追求した人物。
ニューウェルさん(9月3日)とプログラマのC・Shawさんとのコラボで人工知能ソフトを開発した。その成果をJ・マッカーシーさん(6月20日)、M・ミンスキーさん(6月19日)、C・シャノンさん(8月1日)らが主催した世界初の人工知能会議で発表した。ところが意外なことに反応がイマイチ(!?)。サイモンさんはチューリング賞やノーベル賞を受賞するほどの実力者なのに、なぜ発表が歴史的快挙にならず熱狂も起きなかったのだろうか。興味をそそられる。▼サイモンさんは「何かの専門家になるには10年を要する。チェスの選手は50,000チャンク(チャンクとは知識のまとまりのこと)の打ち手の蓄積がある。専門家も同じくらいのチャンクの蓄積が必要」と言う。▼こういう話、天才以外は、まともに信じると大変だ。サイモンさんはチェスの試合でコンピュータが人間を超えるのに10年かからない、と予言して外しているのでいつも真理を語っているとは限らない。専門家になるには10年の修業が必要ってところは納得としても、5万チャンクは天才を対象に言ったものでしょう。5万もの知識のまとまりをいつも脳内に保持していて、状況に応じてすぐ取り出せるって!? これって天才でしょ。

ハーバート・アレクサンダー・サイモン Herbert Alexander Simon 1916-2001
アメリカ合衆国の政治学者・認知心理学者・経営学者・情報科学者

1916年、ウィスコンシン州ミルウォーキー生まれ。父母はユダヤ人。
教育
ミルウォーキー・パブリック・スクールに通う。
1933年(17才)シカゴ大学に入学。社会科学と数学を学ぶ。その後、政治科学と経済にシフト。
1936年(20才)シカゴ大学でBA(政治科学)を取得。
1938年(22才)シカゴ大学でリサーチ・アシスタントになる。
1939年(23才)WWII
1942年(26才)イリノイ工科大学の助教授(49年まで)。
1943年(27才)シカゴ大学でPhD(政治科学)を取得。研究テーマは組織的意思決定。
活動
1945年(29才)WWII終戦
1949年(33才)カーネギーメロン大学の教授(2001年に死去するまで)。
1955年(39才)ニューウェルさん、Cliff Shawさんと Information Processing LanguageIPL)を開発。
1956年(40才)ニューウェルさん、Cliff Shawさんと AIプログラムLogic TheoristLT)を開発。
1957年(41才)ニューウェルさん、Cliff Shawさんと General Problem Solver(GPS)プログラムを制作。
1957年(41才)チェスの試合は10年以内にコンピュータが人を超える、と予言。実際は40年かかった。
1973年(57才)「何かの専門家になるには10年を要する。50,000チャンクの情報の蓄積が必要」と主張。
1975年(59才)チューリング賞を受賞。
1978年(62才)ノーベル経済学賞を受賞。
2001年(85才)死去。

https://en.wikipedia.org/wiki/Herbert_A._Simon
https://amturing.acm.org/award_winners/simon_1031467.cfm
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%A2%E3%83%B3
https://ja.wikipedia.org/wiki/Information_Processing_Language
https://ja.wikipedia.org/wiki/Logic_Theorist