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もしゼロックスがInterPress(PostScriptの前身)を商業化していたら、ゲシキさんもワーノックさんもアドビ社を作らなかったかも知れない。でもゼロックスはそうしなかった。だから、二人はアドビを作りAppleにPostScriptを供与し、DTP時代がスタートした。ゲシキさんがCEO兼社長だった時期、ドローソフトのIllustrator、ペイントソフトのPhotoshop、Acrobat・PDFを発表。デザイン業界・一般ビジネス業界の標準ソフトになった。ひとつでダメでも次に行け!という教訓。

チャールズ・M・ゲシキ Charles M. Geschke 1939-  アメリカのエンジニア、実業家

教育
オハイオ州の男子校、聖イグナチウス高校を卒業。
オハイオ州のザビエル大学に入学。BA(古典)、MS(数学)を取得。
カーネギーメロン大学でPhD(コンピュータサイエンス)を取得。
1963-1968年(24-29才)ジョン・キャロル大学で数学を教える。

PARC時代
1972年(33才)ゼロックスのパロアルト研究所PARCに入る。最初のプロジェクトはメインフレームの構築で、プログラミング言語やツールの開発に従事。この技術は、後でゼロックスのStarワークステーションに使われる。
1978年(39才)PARC内でコンピュータサイエンス、グラフィックス、画像処理、光学の各分野の研究活動を行うイメージング・サイエンス・ラボを作り、リードする。
ゲシキさんはPARCの長期共同研究者としてJ・ワーノックさんを雇う。ページ記述言語PDLを発明。これは文字の書体など複雑な形を表示させる技術で、PARCではInterPressと呼んだ。
しかし、ゼロックスの経営陣はInterPressの商業展開には消極的だった。

アドビ設立
1982年(43才)ゼロックスを退社、ワーノックさんとアドビシステムズを共同設立。ページ記述言語をあらたに開発し、PostScript として商品化。
1985年(47才)AppleのレーザープリンターLaserWriterに採用され、DTPの扉を開く。
1986年(48才)アドビの最高執行責任者CEO
1987年(49才)Illustratorを発売。
1989年(51才)Photoshopを発売。アドビの最高執行責任者CEO兼社長。
1993年(55才)AcrobatでPDFを無償公開。

https://en.wikipedia.org/wiki/Charles_Geschke
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%82%B7%E3%82%AD
John Warnock and Chuck Geschke – 2008 National Medal of Technology & Innovation