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PhDが当たり前のコンピュータサイエンスの世界でPhDを持たなかった人。しかし、コンピュータの新しい世界を切り開く創造的な人の力を最大限引き出すマネジメント力の持ち主。できたばかりのパロアルト研究所を切り盛りし、パソコンの元祖Altoが誕生する環境を整えたリ。「いぶし銀」のような仕事人。

ロバート・ウィリアム・テイラー Robert William Taylor 1932-2017 現代パソコンのパイオニア

1932年テキサス州ダラス生まれ。
1948年(16才)飛び級で南メソジスト大学入学。
1952–54年(20-24才)朝鮮戦争の間、アメリカ海軍予備軍。

教育
1957年(27才)戦後、テキサス大学に社会人学生として入学し、数学と実験心理学の学士号を取得。
1959年(29才)テキサス大学修士(心理学)取得。
PhDコースは取らず、学部の助教を務めながら聴講生として神経科学、心理音響学、神経系の授業を履修。周りはPhDを取るようにと勧めた。しかし本人曰く「当時は心理学のPhDを取るためには、異常心理学とか社会心理学、臨床心理学、児童心理学といった科目を履修しないといけなかったんです。ところが、私は、そのどれにも興味を持てませんでした。これらはあまり科学的でもないし厳密さもない。私がやりたかったのは、心理音響学とか物理学と生物学を応用した神経心理学などノーマルな人の心理学だったんです。というわけで、やりたくもないことのために時間を無駄にしたくなかったので、PhDは要りません、と返事をしました」

実績
1970-83年(38-43才)ゼロックスパロアルト研究所PARCのComputer Science Laboratoryの設立に関与、後に管理者。
マウス(D・エンゲルバートさん、7月1日参照)、A4サイズの縦型モニター、GUIが特長のAlto開発プロジェクトで指導力に優れるテイラーさんが全体をリードした。役割分担は、アラン・ケイさん(7月4日参照)が構想立案、サッカーさん(7月5日参照)がハードウェアの設計、バトラーさん(7月6日参照)がOSを担当。

https://en.wikipedia.org/wiki/Robert_Taylor_(computer_scientist)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%BC_(%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%B7%A5%E5%AD%A6%E8%80%85)