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子供の時から数学が好き、大学で数学を専攻し、軍の研究所でコンピュータと出会う。シミュレーション用のコンピュータ言語の開発を行う。開発のプロセスでオブジェクト、クラス、継承などの概念を創出し、オブジェクト指向言語の基礎を創り出した。

オーレ=ヨハン・ダール Ole-Johan Dahl 1931-2002 ノルウェーの計算機科学者

生い立ち
1931年、ノルウェー南海岸の町Mandal生まれ。代々、船長や船員の仕事で生計を立てきた一家。
子供時代から読書、数学、ピアノ演奏が好きだったダールさんは一家の伝統とは違う道を歩むだろう、と見立てられていた。
1944年(13才)いとこがノルウェーに侵攻したナチスから射殺される。一家でスウェーデンに逃れる。小学校の最後の1年は通学できなかった。中学を省略し外国人生徒用の試験を受けて高校生から始める。クラスでは数学の教師の説明を生徒が理解しやすいように解説したので仲間から「教授」というニックネームで呼ばれる。

オスロ大学に入学、数学を学びながらパートタイムでノルウェー防衛研究所NDREで働く。
1952–63年(21-32才)軍に入る。NDREでは幸運にもノルウェーの情報学の父と称されるJ・ガーウィック先生の下で働く。ダールさんの才能を認めたガーウィック先生から目をかけてもらう。また、共同研究の相方となるクリステン・ナイガードさんとも出会う。
NDREがフェランティ・マーキュリー・コンピュータを導入。ダールさんはフェランティ・マーキュリーに実装するハイレベルプログラミング言語MAC(Mercury Automatic Coding)を設計。
1957年(26才)この成果を論文にしてオスロ大学から MS in Numerical Mathematics を取得

業績
1962-64年(31-33才)ダールさんとナイガードさんが共同でシミュレーション用の言語SIMULAと
多目的言語のSIMULA 67を開発。この開発の過程でオブジェクト、クラス、継承、モジュールなどのオブジェクト指向プログラミングの概念を創った。

受賞
2001年(70才)プログラミング言語Simula I と Simula 67でオブジェクト指向プログラミングの基礎概念を構築した貢献により、チューリング賞をナイガードさんと共同受賞

https://amturing.acm.org/award_winners/dahl_6917600.cfm