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19才で第二次大戦を経験した後、科学と技術のあり方を考えた。結果、コンピュータを人の知性拡張の道具にすることを自らのミッションとする。マウス、ハイパーテキスト、画面分割など多くの技術を発明し、コンピュータを多くの人が使える環境を整えた。1997年、チューリング賞を受賞

ダグラス・エンゲルバート Douglas Carl Engelbart 1925-2013 発明家

1925年オレゴン州ポートランド生まれ。父はラジオ店を経営する電子技術者
1942年(17才)フランクリン高校を卒業、電子工学を学ぶためオレゴン州立大学に入学。レーダー技術者としての訓練を受け、無線技術に魅了される。
1944-46年(19-21才)第二次大戦中、アメリカ海軍に入隊。フィリピンで沿岸警備隊で無線とレーダー技術兵を務める。この間、ヴァネヴァー・ブッシュ先生(6月17日に紹介したターマン先生のMITの指導教員)の著書「As We May Think」で情報社会の未来を知り、自分の生き方の影響を受ける。除隊して大学に復帰
1948年(23才)オレゴン州立大学 B.S.in Electrical Engineering取得
1948-51年(23-26才)カリフォルニア州マウンテンビューにあるAmes Navy Research Center(現在のNASA)で電子技術者として勤務。青年期に戦争を経験し、科学や技術に対する見方が希望と恐れの入り混じる。自分のコンピュータ研究を人間の知性を拡張させる「聖戦」と捉え進学を決意
1953年(28才)カリフォルニア大学バークレー校 M.S.(コンピュータ専門の電子工学)
1955年(30才)カリフォルニア大学バークレー校 Ph.D.(コンピュータ専門の電子工学)
1955-56年(30-31才)カリフォルニア大学バークレー校で電子工学の助教授
1957-59年(32-34才)スタンフォード大学のStanford Research Instituteで研究者
1959-77年(34-52才)SRIのAugmentation Research Centerでディレクタ

▼業績
1967年(42才)コンピュータの入力方法はパンチカードかキーボードしかなかった時代、マウスを発明し特許を取得
1968年(43才)コンピュータ会議でデモを行う。このデモは「The Mother of All Demos(全てのデモの母)」と言われる(動画で紹介)
1969年(44才)UCLAのレナード・クラインロック先生からARPANETで初のメッセージがエンゲルバートさんの研究室に送信される。この10月29日はインターネットの誕生日とされる。

▼1997年(72才)コンピュータを対話式で使う未来的ビジョンとその実現の鍵になる(マウスなどの)技術の発明に対してチューリング賞を受賞。

https://amturing.acm.org/award_winners/engelbart_5078811.cfm
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88
https://en.wikipedia.org/wiki/Douglas_Engelbart
1968 “Mother of All Demos” by SRI’s Doug Engelbart and Team