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エジソンさんが作った蓄音機は回転するシリンダーの表面に音の振動を針で縦の溝として刻み込んでいた。それに対しベルリナーさんは円盤上に針で横の溝として刻み込んでいた。世界はレコードを選択。その後、CDなどデジタル機器が登場。レコードは場所を取る・ホコリが付きやすい・針飛びを起こすなどなど不便な問題をたくさん抱える。そんなアナログなLPレコードは絶滅すると思われた。しかし、どっこいまだ生きている。ベルリナーさんは回転するレコードの発明者であると同時に現代の大手レーベルの元祖本家である。

▼エミール・ベルリナー Emil Berliner 1851-1929 レコード盤蓄音機の発明

▼1851年ドイツ、ユダヤ系商人の家庭に生まれる。
学校を出てから経理の仕事に就く。好きなことは発明。
▼1870年(19才)地元で始まった戦争(Franco-Prussian War)の徴兵を避けアメリカに移住。新聞配達やビン洗いの仕事で日銭を稼ぎながら、Cooper Union Instituteの夜間コースで物理を学ぶ。生活が落ち着くと電信と電話の音響技術に興味を持つ。電話の送話機用のマイクを発明し特許を取得。
▼1877年(26才)その特許権をグラハム・ベルさん(ベル電話会社)が買い取る。自分も同社の技師になる。ベルさんは、ベルリナーさんの改良案を取り入れエジソンさんとの電話機の特許争いに勝つ。この年、電話機でベルさんに負けたエジソンさんは錫箔円筒式蓄音機「フォノグラフ phonograph 」で巻き返しを図る。しかし、ベルリナーやベルから見ると評判の割に性能はイマイチ。ベル電話会社は蓄音機の実用化を目指してベルリナーを始めとする開発チームを組成。
▼1884年(33才)ベル電話会社の研究所から独立、独自の蓄音機の開発に挑戦。
1885年(34才)ベル電話会社は「グラフォフォン Graphophone 」を完成。
▼1887年(36才)レコードの元祖、円盤式の蓄音機「グラモフォン Gramophone 」を完成。グラミー賞は当初の名前をGramophone Awardという。グラミーはグラモフォンの愛称。
▼1895年(44才)グラモフォン製造・販売のため Berliner Gramophone 設立。
その後、紆余曲折を経てこの会社はRCAに合流、イギリスでは1897年EMIに、ドイツでは1898年ドイツ・グラモフォン Deutsche Grammophon Gesellschaft になる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%8A%E3%83%BC
https://en.wikipedia.org/wiki/Emile_Berliner
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%BC%E8%B3%9E

Emile Berliner History of the Gramophone Phonograph New Version