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Gordon E. Moore 1929-  エンジニア Intel Corporation設立者の一人  ムーアの法則 Moore’s lawの提唱者

【投資家のアーサー・ロックさんはムーアさんを「技術の巨匠」と呼ぶ。子供時代から化学が好きでCaltechの化学博士となり、フェアチャイルド社とIntel社で、現代コンピュータに欠かせない素子を作り、事業として大成功させた人物】

▼1929年、カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。父は保安官
1946年(17才)San Jose State Collegeに入学
1948年(19才)化学を専門的に学ぶため3年から University of California, Berkeleyに編入
1950年(21才)化学学士号を取得し同校を卒業、Caltech(California Institute of Technology)に進学
1954年(25才)CaltechのPh.D.(化学)
1953-1956年(24-26才) Johns Hopkins Universityの応用物理学研究所 Applied Physics Laboratoryで働くも面白さがあまり感じられなかった。
▼1956年(27才)ショックレーさんに誘われてショックレー半導体研究所に入社、ロバート・ノイスさんと出会う。
ショックレーさんの強引な管理手法と戦略決定法に閉口したメンバーは、研究所のオーナーArnold O. Beckmanさんにショックレーさんの更迭を打診するも断られる。そこで、8人の仲間とともに同社を退社。
▼1957年(28才)ノイスさんが後援者backerを見つけFairchild Semiconductorを設立。
1958年(29才)主席技術者兼管理者になる。ムーアさんのMOSトランジスタの開発により、商業的に大きな成功を収める
1961年(32才)FairchildがICの大量生産に乗り出し、世界最大の半導体メーカーとなる
1963年(34才)Fairchildに面接に来たアンドルー・グローヴさんを採用
1965年(36才)Moore’s Lawをレポートで発表。レポートのタイトルは「集積回路により多くの部品を詰め込む Cramming more components onto integrated circuits」
1968年(39才)親会社Fairchild Camera and Instrumentの経営判断に不満をためていたノイスと共に会社を去る
▼1968年(39才)Intelを設立。社長がノイスさん、副社長がムーアさんの体制でスタート。最初はコンピュータ用のメモリ開発に集中
従業員第1号としてグローヴさんを採用

▼お勧め図書 マイケル・マローン著、土方奈美訳 「インテル 世界で最も重要な会社の産業史」 2015 文藝春秋
https://en.wikipedia.org/wiki/Gordon_Moore
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%82%A2
Our Stories – Gordon Moore about Moore’s Law