Sir John Ambrose Fleming 1849-1945 イギリスの電気技術者、物理学者。▼1870年(21才)University College, London でド・モルガンに数学の指導を受けて卒業。教師になって学費を稼いだ後1877年(27才)で Cambridge University に入り、マクスウェルの講義を受ける。マクスウェルの講義を聞くため、あと2つの大学でも聴講した模様。難解な講義だったらしい。化学と物理は最高位で卒業。▼1884年(35才)University College, Londonで初の電気工学教授に就任。この時期、電磁誘導を学生に理解させるため、フレミングの法則を考案。今に至るまで教科書に載っている。▼1899年(50才)マルコーニ無線電信会社のために大西洋横断無線通信用の大型機を設計。▼1904年(55才)マルコーニ無線電信会社で大西洋横断無線の受信機の改良作業のとき熱電子真空管=二極真空管を発明し、発振菅 oscillation valveと呼んだ。特許を取得し、フレミング球として認知された。この発明によって電子工学が始まる。トランジスタの登場によって置き換わるまで50年間利用された。▼1906年(57才)アメリカでリー・ド・フォレストさんがアンプや電子計算機の素子となる三極真空管を発明。フレミングはド・フォレストさんと特許権で争うが勝敗つかず。▼1929年(80才)英国のナイトknightになる。
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About the ‘father’ of electronics, Professor Sir John Ambrose Fleming