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▼ジョン・バッカスさんの功績は、FORTRANというハイレベル・プログラミング言語システムの実用化によって、コンピュータを使う科学者たちに大きなメリットをもたらしたことです。▼プログラムで動くコンピュータが完成したのは1949年、このときの言語は「アセンブリー言語」と呼ばれるもので、利用する上で不自由な点がありました。▼そこでバッカスさん率いるIBMのチームは1953年からFORTRANの開発に着手。FORTRANのメリットは、一度書いたプログラムを異なるコンピュータでも動かせるようになったこと、言語の習得がそれまでよりやさしくなったこと、自分が使っているCPUの「命令セット」に精通する必要がなくなったこと。▼バッカスさんのチームが何年もかけて行った仕事は、CPU寄りのアセンブリー言語(ロー・レベル)の上に、人間寄りのプログラミング環境(ハイ・レベル)を作り、両者をつなぐシステムを完成させたことです。コンピュータで工学・科学技術計算のニーズを持つユーザー数を拡げ、IBMのコンピュータ販売にも大きな貢献になりました。

▲IBM704 FORTRANで工学・科学技術計算ができたマシン https://www.ibm.com/ibm/history/exhibits/mainframe/mainframe_2423PH704.html