• 電気通信大学、プログラミング教室、東京都調布市

▼カーニハン先生はデニス・リッチー氏と「プログラミング言語C」という本を書いています。本の著者だから自分も開発に携わったのだろうと思い込みがちです(私はそう思ってました)。しかしそうではありませんでした。カーニハン先生はC言語との関わりについてリナックス・ジャーナル(LJ)のインタビューで次のように明確に語っています。

▼LJ:C言語の運命的な誕生のときカーニハン先生はどんな役割を担っていたのですか?What was your part in the birth and destiny of the C language?

▼カーニハン先生:C言語が生まれるときに私が担った役割はありません。あれは完全にデニス・リッチーの仕事です。私はベル研の人たちがC言語を使えるようにチュートリアルを書きました、そしてデニスと一緒に「プログラミング言語C」を書いたのです。BK: I had no part in the birth of C, period. It’s entirely Dennis Ritchie’s work. I wrote a tutorial on how to use C for people at Bell Labs, and I twisted Dennis’s arm into writing a book with me.

インタビューの出所 LINUX JOURNAL https://www.linuxjournal.com/article/7035

本の写真の出所 https://www.cs.princeton.edu/~bwk/cbook.html