• プログラミング教室、電気通信大学、調布市

▼令和4年度:問48 システム開発プロジェクトの品質マネジメントにおいて、品質上の問題と原因との関連付けを行って根本原因を追求する方法の説明として、適切なものはどれか。

ア 管理限界を設定し、上限と下限を逸脱する事象から根本原因を推定する。

イ 原因の候補リストから原因に該当しないものを削除し、残った項目から根本原因を絞り込む。

ウ 候補となる原因を魚の骨で整理し、根本原因を検討する。

エ 複数の原因を分解し、件数が多かった原因の順に対処すべき根本原因の優先度を決めていく。

▼上に出てきた用語の意味
【特性要因図 cause and effect diagram】魚の骨 fishbone diagram。製品の品質管理で用いられる図。対象の持つ特性とその要因と思われるものを階層的に図示したもの。ある事象がどのような要因の組合せによって成り、個々の要因がどのような要素に分解されるかを一覧できる。(IT用語辞典 e-Words)

▼今回の問いとFEのシラバスの関連を赤の★印、既出は橙色の★印で示しました。

表の出所 FEのシラバスから筆者が作成。

▼IPのシラバスでの位置付け
大分類1:企業と法務 >中分類1:企業活動 >2. 業務分析・データ利活用 >(2) 業務分析と業務計画 >① 業務分析手法
〔用語例〕特性要因図(フィッシュボーンチャート)

▼比較:FEのシラバスでの位置付け
大分類9:企業と法務 >中分類22:企業活動 >1. 経営・組織論 >2. OR・IE >(9)業務分析・業務計画
解答ウ