▼IP令和3年度:問69 バイオメトリクス認証における認証精度に関する記述中のa, bに入れる字句の適切な組合せはどれか。
バイオメトリクス認証において、誤って本人を拒否する確率を本人拒否率といい、誤って他人を受け入れる確率を他人受入率という。また、認証の装置またはアルゴリズムが生体情報を認識できない割合を未対応率という。
認証制度の設定において、(a)が低くなるように設定すると利便性が高まり、(b)が低くなるように設定すると安全性が高まる。
▼上に出てきた用語の意味
【バイオメトリクス認証 biometrics authentication】 生体認証。指紋など固有性の高い人間の身体的特徴をデータ化して本人確認に用いる認証方式。(IT用語辞典 e-Words)
▼今回の問いとFEのシラバスの関連を赤の★印、既出は橙色の★印で示しました。
表の出所 FEのシラバスから筆者が作成。
▼IPのシラバスでの位置付け
63. 情報セキュリティ対策・情報セキュリティ実装技術 >(5) 生体認証(バイオメトリクス認証):利用者確認に利用される技術の一つである生体認証技術の種類、特徴
〔用語例〕静脈パターン認証、こう彩認証、声紋認証、顔認証、網膜認証、本人拒否率、他人受入率
▼比較:FEのシラバスでの位置付け
1.情報セキュリティ >(8)情報セキュリティに関する技術 >④ 生体認証技術:利用者確認に利用される技術の一つである生体認証技術について、種類、特徴を理解する。
〔用語例〕 身体的特徴(静脈パターン認証、こう彩認証、顔認証、網膜認証ほか)、行動的特徴(声紋認証,署名認証ほか)、本人拒否率、他人受入率
解答ウ