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フォン・ノイマンさんがヨーロッパからアメリカに渡った先がプリンストン高等研究所IASだった。IASはプリンストン大学の付属研究所かと思っていたら、そうではなかった。ルイス・バンバーガーさんとキャロル・バンバーガー(Mrs.フレックス・フルド)さんという慈善家の兄妹が資金を出して創設した私立研究所である。IASのポリシーは2つあり、一つ目が「メンバーは能力で選ぶ。人種・宗教・性別は無関係」、二つ目は「研究者の知的好奇心を重んる。目先の有用性や目標は不問」。こんなぶっ飛んだポリシーを作ったのは、創設者であり初代ディレクターのエイブラハム・フレクスナーさん。さらに「役に立たない知識の有用性(The Usefulness of Useless Knowledge)」という不思議なキーワードでIASが目指す文化を表現した。平和のため、とか、戦争に備えて、とかではなく、無用の用の文化を目指した。


設立当初、プリンストン大学から部屋の提供を受けるなど密接な協力関係を持っていた。どうりで大学の部門のように見えるわけだ。一方、この時代は、ナチスドイツが台頭し、ヨーロッパから研究者がアメリカに移り、ついに第二次世界大戦へ、冷戦へという大変動の時期。これまで当ブログで紹介した電子計算機の神々もこの研究所や関係者とかかわりを持っている。どうしてこんな不思議な研究所が、不思議なポリシーを掲げて登場したのか、興味が湧いてくる。明日から設立者、初代理事長、Membersの方々を調べて、IASを知ってみよう。

https://www.ias.edu/
https://en.wikipedia.org/wiki/Institute_for_Advanced_Study
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3%E9%AB%98%E7%AD%89%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80